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■バッテリーと充電器

電動RCカーの走りの源は、モーターとバッテリーです。このバッテリーにも何種類かありそれぞれの特性を理解した上で扱わないと性能ダウンや短期間での劣化、最悪の場合は発火の原因にもなりかねないので しっかりと理解しておきましょう。

RCカーで使用しているバッテリーには下記の種類があります。
1.ニカド バッテリー
2.ニッケル水素 バテリー
3.リチウムイオン バッテリー
4.LiFe(リチウムフェライト) バッテリー
5.Lipo(リチウムポリマー) バッテリー

5種類のバッテリーがありますが、それぞれに対応する充電器とセットで使用します。
ハイエンドの充電器(1万円〜)を購入すると、複数のバッテリーを充電させることができます。

以前の主流はニカド・ニッケル水素バッテリー

以前の主流はニカドバッテリーとニッケル水素バッテリーです。
1.2Vの電池を6本直列に繋げ「7.2V」にし、ビニールで包装して扱い易くしています。

ニカドバッテリーの容量は1300〜2400mAhまで数タイプが用意されていて、この数値が大きいほど長時間走行させることが可能となります。ただこの数値が大きくなるほどバッテリー自体の値段も高くなります。

より大容量のバッテリーとしてニッケル水素バッテリーがあり、最大のものでは3700mAhの大容量を実現しています。

 

ニカド・ニッケル水素バッテリーの扱いはデリケート

ニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーは正しく使用すれば数百回の繰り返し使用が可能ですが、その性能を維持するには面倒なバッテリー管理が必要になります。

まず大切なのはニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーは、「使い終えてから充電する」ということです。携帯電話やスマートフォンの充電のように少し電池が減ってきてから充電するのは駄目なのです。

使い切らずに充電した場合、メモリー効果と呼ばれるバッテリーの電圧低下が進みます。何度も使い切らずに充電を繰りかえると更にバッテリーの性能を低くしてしまい、満足な走行ができなくなってしまいます。

これを予防するには、RCカーを走らせていると急に走行スピードが落ちてくる時があります。このタイミングで走行を止め、時間をおいてから充電をするようにします。

更に丁寧にバッテリー管理を行いたい場合は、使用後に放電器(ディスチャージャー)で適切に放電させて、その後バッテリー内部が安定するまで1日ほど時間を置いてから充電することでよいコンディションを保つことができます。

 

ニッケル水素バッテリーは特に注意が必要

どんな種類のバッテリーでも使わなくても徐々に自然に放電していきます。ただしニッケル水素バッテリーは特に注意が必要で、長期間放置すると自己放電が進みすぎてしまい、最終的には充電しても電力が蓄えられずに使えなくなってしまう可能性があります。

長期間保管する場合は、走行後に残量が減りきったバッテリーはそのままにせず、数日中に1/3程度 充電するようにし、定期的に使用して再び1/3程度充電してから保管するようにすると、バッテリーのコンディションを保つことができます。

 

連続使用も寿命を縮める

ニカドバッテリーや、ニッケル水素バッテリーは、走行→即充電→走行→即充電・・・・を1日に何回も行うとバッテリーを痛めます。サーキットで終日走行させる場合は、バッテリーを複数本持ち、最悪でも2〜3回ほど連続使用に留めるように注意が必要です。

このようなことからニカドバッテリーや、ニッケル水素バッテリーの管理は面倒で、考えるだけでも億劫になりますね。
でも、大丈夫です。

現在は、放電無しで一日に何回も使用しても大丈夫な次世代バッテリーが出てきています。

 

 

追い充電可能な次世代バッテリー

ニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーのコンディションを保つのは正直面倒な作業が続きます。
その面倒くささに嫌気がさしてしまう人もいてると思います。

でも大丈夫です。
現在では追加充電OK、1日に何回も繰り返し使用しても大丈夫なバッテリーが一般的になってきています。

その代表例がリチウムイオンを用いた、LiFe(リチウムフェライト) バッテリーと、Lipo(リチウムポリマー) バッテリーです。

リチウムイオンは、エネルギー密度が高く、軽量で安全性に優れるのが特徴で1000回以上の繰り返し使用が可能。またバッテリーを途中まで使った状態からの継ぎ足し充電を行ってもメモリー効果は発生せず、1日に何度も充電と走行を繰りかえしても性能の低下はありません。

そして、自己放電しにくいという特性もあるため、半分程度充電しておくことで長期間保管可能など、初心者はもちろん上級者にも喜ばれる使い勝手の良い次世代バッテリーです。

バランス充電でここ一番の走りに!

LiFe(リチウムフェライト) バッテリーと、Lipo(リチウムポリマー) バッテリーの専用充電器の一部にはバランス充電機能が付いたものがあります。バッテリーを見てみるとアンプと接続する太目のケーブルと、短くて細いケーブルがあると思います。このケーブルはバランス充電を行う際に必要になります。

バッテリーパックは、小さなバッテリー(セル)を6個直列に接続してパックにされています。
それぞれのセルを均等に充電させることができるのが、バランス充電になります。

バランス充電を行うと、バッテリー性能を最大限に引き出せるため、パンチ力が上がるのが体感することができます。
レース参加などここ一番の時には、バランス充電をしておくと良い結果が生まれます。
ただ、調整をしながらの充電となるため、通常よりも充電完了までに時間が掛かります。

余談ですが、バッテリーがもっとも瞬発力を発揮するのは充電直後です。
そのため、決勝レーススタート直前に5%ほど高アンペアで充電させると、最初の2〜3週ほどはピーキーに走らせることができるので、レース上級者の人はみんな行っています。

 

バッテリーの保管方法

RCカー用のバッテリーはパワーがとても強いため、ショートさせるとバッテリー自体が燃えてしまうなど危険です。十分に注意して取り扱う必要があります。

◎走らせない場合はコネクターを抜いてバッテリーは車体から外しておく

◎バッテリーを分解したり、コードを切ったりしない、ショートの原因になる

◎バッテリーのケーブルが車体から出ないようにタイラップなどで固定する。もしケーブルが車体から出て走行時にケーブルの被服が破れたらメーカーに修理依頼を出す(熱収縮チューブの扱いが上手なら補修しても良い)

◎バッテリーと充電器は必ず対応したものにする

 

ニッカドバッテリー
ラジコン・ニッカドバッテリー

ラジコンカーの創世記には乾電池を使用していましたが、乾電池に取って代わった物がこのニッカドバッテリーです。

ニッカドバッテリーは耐久性に優れ、寿命が長いのが特徴です。しかし、カドミウムを使用しているため環境問題で現在は活躍の場が減ってきています。

ニッケル水素バッテリー
ニッケル水素バッテリー

現在主流になっているバッテリーです。
最近では続々と大容量の物が販売されており、長時間走行させることが可能になってきました。

バッテリーの特性がラジコンカーにマッチしているため、走行時間が長くハイパワーでの走行が可能

取り扱いに関してはニッカドバッテリーのようにはいかず、手間がかかってしまう一面もありますが、基本さえ分かっていればこの性能を簡単に楽しむことができます

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